【超個人的考察】愛するための条件って?リスロマ大学生によるマクロスフロンティア考察

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こんにちは、erimaです。ここのところ、授業のプレゼンの準備などで更新が遅れてしまいました笑笑

 

さて、今回は愛とか恋とかわからないリスロマ大学生による恋に関する考察です。

今回は私が大大大好きなマクロスシリーズに絡めつつ考えていきます!!

以前書いたリスロマ記事が意外にも好評だったので調子に乗って第二弾を執筆してみました!

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前回の記事はこちら👇

 

まず大前提として

私は愛や愛するということがよくわかりません。

 

そんな私が愛について考えるきっかけになったのは、高校の時の経験からです。以前にも触れたと思うのですが、私は過去に異性と5時間何もせずにただ喋るだけという経験があります。

 

ちなみにまだ付き合ってない頃です。そして彼とは結局付き合うこともなく、物理的にも心理的にも離れてしまった、と今の所認識しています。

 

この経験で最大の謎なのは、お互いに好きだったはずなのに、付き合うに至らなかったことでしょうね。

 

私は本当にすきだったのですが、相手の返事が芳しくなかったので『わかったじゃあね』としたのですが、問題はその後だったんですよ。

 

そのあと定期的に連絡が来たり、やっぱり付き合えばよかったみたいなことを言われたり。

 

いや、未練タラタラやん、と。

 

なんだかんだ言って私も人の子ですし、昔好きだったよしみもあってまた曖昧な関係に戻ってしまったのでした。

 

そこからだんだん雲行きが怪しくなってきて、体の関係を求めるようなことを示唆してくるようになって、初めて私は違和感を感じ『合わないな』と思ったので、できるだけ素っ気ない対応をするよう心がけるようになりました。

 

私の恋愛経験なんてまぁ、こんな感じのゆるっとした感じですがどうしてもわからないのは、

何がどうなったら好きなの?
問題です。

 

それまで、彼とは育ちや境遇が似ていて共通の趣味もあって、何もなくても5時間潰せるくらい仲の良いというか気心しれた存在であり、乙女チックに言えば運命を感じないでもなかったわけです。

 

それで私は『この人のことが好きなのかもしれない』と感じました。

 

でも彼から肉体的な好意を向けられた時、途端に私は嫌悪感を感じました。

それどころか具体的な好意を伝えられることにも苦痛を感じたのです。

 

マクロスとかいう『オタクの性癖詰め合わせセット』

ぐるんと話は変わりますが、みなさんマクロスというアニメをご存知でしょうか。

実は私はマクロスが大好きでして、新シリーズのΔ以外すべてのマクロスを視聴しています。

 

マクロスマクロスと名のつくシリーズがいくつかあって、全体としてふんわり設定が被っているところがあるものの、どこからみても楽しめる作品群となっています。

 

ガンダムシリーズの全てにアムロが登場しないのと同じです。ちなみにガンダムも好きです。

 

そしてこのマクロス、アニメの世界では新しいアニメに押されて影が薄くなりがちですが、今では当たり前の取り組みをはじめて実行した作品でもあります。

 

その取り組みとは、ズバリ、「アニメの歌姫の歌をまるでリアルの歌姫のもののようにCD化する」です。

 

一般の人からしたら驚きだったでしょうね。想像上のアイドルの歌がCDになって、しかもリアルなアイドルより売れてたのですから笑笑

 

マクロスと愛の関係性

私がマクロスシリーズで一番好きなのはマクロス7で、次がフロンティアです。

 

もちろん初代は偉大ですし、ゼロも捨てがたいのですが、1番コンセプトがわかりやすくて、全体を通じて愛を感じられる作品が上の二つだと思っています。

 

そんなマクロスシリーズは基本的に

男一人に女二人のドロドロ三角関係が原則です。

 

もともとマクロスロボもの美少女ものを愛する昭和のオタクが考えた性癖詰め合わせセットなので、可愛い女の子二人に男の子が振り回される、そんな感じの流れになっております。

 

結論から言えば、究極の愛というのは愛する人の愛するものをも愛することができる、そういうことなのかなと思います。

 

マクロスフロンティアの最後を見た方はお分かりだと思うのですが、あんなにアルトくんを取り合ってたランカとシェリルが二人で彼を迎えるわけですよ。

 

どんな心境の変化だよ!とか思ってしまう節がないわけではないですが、結局のところランカとシェリルはアルトくんを愛しているという意味で似た者同士なのです。

 

で、互いにアルトくん取り合う過程でシェリルが人体実験されてたことに気づいたり、ランカが巨大化して人類に立ちはだかったりするうちに

 

「なんだ私たち目指してるところは同じだったんだ(アルトを守る)」

 

ということに気づいたのでしょうね。

感動のシーンです。

 

これは実は初代にも通じている設定で、ネタバレするとミンメイと輝は結ばれません。

 

そこで、流れるのが「愛おぼえていますか」であり、この歌によってミンメイは愛を知って成長していくのです。

 

こうして語っていくとまた見返したくなってきますね。U-nextにあったかな…

 

また愛を語る上でマクロス7のことも忘れてはいけません。マクロスシリーズには総じてバルキリーという可変型戦闘機が登場するのですが、なんとマクロス7の主人公はこれを操縦するくせに戦いません。

 

この時点でマクロス7初心者のかたは『はぁ?』となってしまうと思うのですが、主人公のバサラは他のシリーズと異なり、男性主人公が戦闘機乗りではなく歌手なのです。

 

まあそのせいでモバイルゲーム歌マクロスの中では、歌姫枠唯一の男性、みたいな妙な立ち位置になってしまっていますが、要するにそういうことです。

 

バサラのすごいところはその歌唱力だけでなく、歌への強い情熱そして歌や音楽の持つ力に対する絶対的な信頼だと思います。

 

最終的に地球外生命体とも心通わしちゃいますからね。バサラハンパない…ちなみに歌唱パートの福山芳樹さんも素晴らしいのですが、会話パートを担当されている神奈さんの声がもうとんでもなくかっこいいのです。

 

神奈延年さんFateシリーズでランサーナルトでは薬師カブトなどちょっと影のあるというか癖のある役をされることが多いのですが、思わず『兄貴!』と慕ってしまいたくなるような声をされているので、個人的に大好きな方なのです。

 

少し取り乱してしまいましたが、そういうことです。

 

まあ何が言いたいかというと、バサラのそういうひたむきな姿勢っていうのも大きな意味で愛だよねってことです。

 

マクロス7では、従来ののように恋愛的な惚れた腫れたが一切ありません。

作中に登場するミレーヌちゃんはおそらくバサラが好きなのですが、いかんせんバサラは歌バカなので気づかないし、そういう展開にもなりません。

 

ちょっともやもやする方もいるかもしれませんが、リスロマの私としてはよくわからない甘酸っぱい青春ラブストーリーよりはバンバン戦って歌って世界を救って欲しいのでオールオッケーなのです。

 

結論とまとめ

これを踏まえていえることは

リスロマは個性!!てことなのではないでしょうか?

 

私もそうだったのですけど、自分がアセクシャルやリスロマンティック かもしれないってわかった時、まるで世界から隔離されたような感じを受けると思うんです。

 

自分がマイノリティで、社会からはじき出されてしまったのではないかという恐怖や疎外感。どうやったら「治せるのか」日夜ググりまくる日々。

 

でもヒットするのは

自分を愛そう!

自分を大切にすれば、自然と愛せるようになる

いろんな経験のうちにわかるようになる

 

正直、なんの参考にもならないような結果ばっかり出てきませんでしたか?

 

自分を愛せて、自信満々で、自己肯定感が高くなればそれはいいことでしょうし、リスロマも克服されるかもしれません。

 

でも

それって根本的な解決になるのかなって私は疑問に思うのです。

 

だってネガティブに考えてしまう自分も、自己肯定感が低い自分も、リスロマな自分も、自分を構成する重要な要素の一つじゃないですか。

 

それを「矯正」することは『自分の否定』につながってしまうのではないでしょうか?

 

だから私はリスロマは直す必要もないし、どうしても克服したいと思う人が努力して克服するならまだしも、ただ社会からの疎外感や不安から矯正するといった必要はほとんどないというべきだと思います。

 

逆にまともに世界を愛せる人が世界の多くを構成しているなら、少しくらい私たちみたいな変なやつがいても構わなくない?くらいに思ってます笑笑

 

リスロマの私は将来恋をするかもしれないし、しないかもしれないマクロスの登場人物が恋敵同士で仲良くなったり、歌で世界を救ったりしていることから分かるように、とはとっても多様な概念なのです。

 

こんなことを言ってしまうとタイトルと食い違うじゃんと思われるかもしれませんが、今の私にはこの考えが一番自分に合うし、自分らしくいられるのです。

 

あいかわらず、好きになることがどんなことなのかは分からずしまいでしたが、その時の感情を大切にしていけば答えが見つかるのかなとも思ったり。

 

冒頭で話した好きだった人とは、付き合うことはできませんでしたが、そもそも愛の形に定義はないし、どんな形であれ愛というのは存在しうるものなのかもしれません。

 

好きかどうかは置いておいても、たまに彼のことを

思い出してしまうこともあるし、「やっぱり他の人とは違うんだよなぁ」と思ってしまうこの感情は別に早急にラベル付けしなくてもいいのかも、なんて思うのです。

 

愛って難しい。

でも難しいからこそアート音楽のモチーフになるんだろうと思うので、そういう意味では面白いですよね。

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