【書評記事】遊鬼 白洲次郎の奥さんの本を読んでみた!
こんにちは、erimaです。みなさま、お待たせしました。
久しぶりの白洲次郎記事です。今回は白洲次郎の奥様である白洲正子の本を読みました。
「遊鬼 わが師 わが友」白洲正子
白洲次郎その人の本だけでは飽き足らず、ついに奥様の本にまで手を出してしまったわけですが、これがとっても面白かったです!
母から聞いたのですが、なんか奥様は文筆家としても結構名が知れた方だったようで、「白洲次郎よりも有名なんじゃない?」と言われました。
んなわけあるかい、失礼な、と思った次第でしたが、正子氏の文章はとっても読みやすくて時代の流れを感じさせない洗練されたものでした。
けれど、地元の図書館では普通の本棚に置いてなくて、図書館のはるか奥の司書の方しか入れない書庫に置いてありました。
まあ年代物ですし。いつか自分で買いたいなと思ったり。
追記;読み終わった後にやっぱり欲しくなって文庫バージョンを買いました笑笑
面白かったポイント①個性豊かな知人
白洲正子さんの趣味はとても広くて、絵画や骨董品、そして文筆家というなんとも文化的な方でありますが、それは師匠や知人が素敵だからに他なりません。
そこには美への想いや思想をもったなんとも骨太な先輩方が居たからこそ、正子さんの文章は磨かれていったのだなと感じました。
面白かったポイント②美しい装丁
本書の中にも登場するのですが、この本の表紙の桜は早川幾忠の手によって描かれたものです。
水墨で緻密に描かれた満開の桜の花は、正子氏が書かれた「遊鬼」の題字ともよく似合っています。素朴ながらもセンスの良い装丁は流石は白洲次郎の奥様、といった感じです。
ちなみに私は装丁版、文庫版の両方見ましたが、装丁版のほうが幾分キラキラしていて見栄えがいいです。値段も高いだけあります。
まとめ
今回は白洲次郎の奥様である白洲正子氏の本を読み、書評いたしました。
全体的に楽しく読めたのですが、なにぶん見識の無い人物が多数登場するので頭に入ってこないこともあり、なんだかさらっとした書評になってしまいました。
白洲次郎オタとしてもっと読み込む必要を感じ、文庫を買ったのでリライトするかもしれないです。早く記事にしたいけど、クオリティも守りたいので、なかなか難しいところです。
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