父親嫌いの大学生に送りたい!!それメリットかもよ!!!
この間、父親と口喧嘩をしましたerimaです。時間って残酷ですよね。
歳をとるごとに自分の考えに固執して、敵か味方でしか物事を考えられなくなったら人間おしまいですね。
まぁうちの父なんですけど(爆笑
うちの父親めちゃめちゃ面白いので紹介しますね。
ここが変!面白い!うちの父親の特徴
- 言動の不一致
- 視野が狭い
- 自分で世界が回ってると思ってる
- 口癖は『頼むからさぁ〜』←思ってもない
- 情緒不安定(ほんと可哀想)
- 他人の幸せが憎い
細かくみて行きたいと思いますー!
まず一つ目、言動の不一致ですね。炭水化物を食べると太るっていう説(?)、聞いたことありませんか?
よく、女子高生が気にしてサラダだけ食べるんだ!ってなる根本原理です。(あれが正しい正しくないの考えは人それぞれですけど、個人的には、やめたほうがいいとは思います。)
うちの父は女子高生よろしく体型を気にしていて(所帯持ちのくせに)、夕食にはご飯を食べないんです。
より具体的には白米です。それなのに、家族がそれぞれの部屋に戻って誰の目にも届かないところで食パンだとかご飯(白米)を食べてるんですよー。意味なくない?って思ったそこのあなた。正しいですよ。クロコージばりに正解あげちゃいます(古い)
ちなみにそんな彼の座右の銘は『美味しいものは体に毒』だそうです。すっごい興味深いですよね。
次いきましょう。
次は、視野が狭いに関してです。まぁ大学出てないっていうのがそもそもそういうことだよねって感じですが観察してみましょうね。
うちの父は、高卒です。なぜなら父の父が大工だったから。跡を継ぐために早くから弟子入りしたわけです。
それから、なんやかんやあって大工が落ち目になったので、東京に出てサラリーマンしてたらしいです。
ここまでの感じではそこまで、自己中で視野が狭い人間になってしまうような環境要因があるようには思えませんね。
家庭要因も考慮してみます。
大前提として、父の母は何もできない人です。それも裕福だからというわけではなく、田舎生まれ田舎育ちなため極貧のはずです。父の母、つまり私の祖母は、間違いなく大学には言っていません。
そのせいか、親戚で少しでも優秀な人がいるとまるで自分のことのように言いふらします。長くなるのでこの話は割愛しますが、とにかく、父はよく言えば寛容、悪く言えば何もしてくれない母に育てられたと言えるでしょう。
父の父は、私がうまれるころ亡くなったので比較できません。残念です。ここからは、私の推測になりますが、自由な母を持った父は正しく評価されることなく育ったのではないでしょうか。
そもそも評価うんぬんの前に、自由すぎる母をみて必要以上にストイックに自分を縛ってきたようにも思われます。
私の父は、過程を評価することができないのも特徴です。結果が全てだと考えているようにすら思えます。
そのことは、しばしば私の妹と父との間を険悪にさせます。なぜなら、父にとって評価のスケールが結果であるため、どんなに頑張ったところで評価されないと妹は信じ込んでしまっているのです。
そうした悲観的な態度は悲しい悪循環を呼びます。そうモチベーションの降下です。モチベーショの降下が勉学や活動の質や量を減らすことは明らかですね。そして、ついてこない結果に父が妹を責め立て叱る。永遠に終わることのない悪循環ですし、時間の無駄です。
私はいっそ、嘘でもいいから頑張ったね次は期待してるよと妹に言った方がよほど生産的だと感じております。その点から言えば、父の欠点は私に大きな発見をもたらしたと言えるでしょう。感謝したいですね。
自分で世界が回っていると思っている。
父の情報源はテレビとニュースと日本のメディアです。絶望的に英語ができないため、BBCはもちろん海外のニュースを見ることは少ないように見られます。その情報と発想の危うさをおそらく彼は自覚していないでしょう。そのことは、日常の言葉の端々からうかがい知れます。
父は韓国を敵だと考えています。多くの保守的な日本人のように、韓国と北朝鮮は馬鹿で下等な生命だと信じ込んですらいます。非常に可哀想なその他大勢の国民の存在を知る由もないため、国家そのものが悪だとみなしているのです。
さながら、勧善懲悪と予定調和のとれた日アサアニメと世界を混同しているのかもしれません。とにかく、自分の計り知れる範囲でしか、理解できる範囲でしかものを知らず、偏った知識のまま、危うい角度から世界を見ていると言えるでしょう。
そのため、彼に見えているのは自分の手足、自分よりも下だとみなしている生命といったごく狭い範囲に限られており、それ以外が存在することを許したくないようにも見受けられます。
古代ギリシャの哲学や議会が奴隷によって成り立っていたように、父は自分を確立するのに仕事と自分より格下(であると彼は思いたい)の家族をもとに成り立っているのでしょう。
格下だと思っている相手からの反抗は彼にとって、裏切りを意味し、同時に自我の崩壊を意味しているのではないでしょうか。
本来、仕事や家族がなくとも、存在そのものはなくならないはずですよね。自分を肯定できる他者や自己、また自分が没頭できる何かがある限り存在定義は揺らがないはずなのです。
口癖と情緒
頼むことは本来、交渉であるべきです。頼む側の便宜は、頼まれる側の利益にならねばなりません。そうでないものはただの押し付けです。父の口癖は、どちらかというと後者です。
一方的に、自分に有利になるように便宜を図らせるといった意図が透けて見えるようです。つまり、頼んではいてもそれは単なるポーズであり、心がない強制なのです。よく学校などでいじめっ子が対象者にジュースや昼食を買ってきてくれるように頼みますよね。
あれと一緒です。結果の変更の余地のない交渉はもはや交渉とは言えません。単なる暴力であり、独裁でしかないと言えましょう。
また私の父は情緒不安定です。ホルモンの乱れによる更年期障害だと決めつけることもできるのですが、それではちょっと面白みに欠けます。なにより一般的な更年期障害の方に失礼だと思うのでより深く突っ込んでみようかなと思います。
端的に言いますと、機嫌のいい時と悪い時の差が著しく激しいのです。一日中イライラし、当たり散らすことがあれば、妙に機嫌がよく必要以上に絡んでくるのです。
煩わしいことこの上ないですし、構うこっちも頭がおかしくなりそうですよね。これは恐らく、ストレスと飲酒が原因です。
仕事のストレスによる気分の下降、また飲酒による上昇がそう見せていると言えます。低血圧とまでは行かなくても穏やかな人間になりたいものです。
さいごです!
他人の幸せが憎い。
もうここまでくると病気ですね(笑笑
そんな父はバラエティにありがちな裕福なお家訪問はもちろんのこと豪華な船旅特集も嫌っています。
おそらく自分が行けないと信じきっているためです。行こう思っていたらむしろ積極的に見ますもんね。
行けないから見ない、また見ると羨ましくなるから遠ざける。ここまでくると好き避けに近いものがありますね。好きの反対は嫌いではありません。無関心なんです。
究極に腹立たしいのは、それがテレビの世界だけでなく家庭にも見られることです。
父は妹や私が楽しそうにしていて、気分が良くないと叱りにくるのです。わざわざ二階まで階段を登って。ですから私の妹は、自分の部屋にいてもなるべく楽しそうにしないようにしていると言います。
意味がわからないですよね。私もです。とにかく、自分以外が幸せになることが憎いのだと思います。他人を不幸にすることでしか幸せを得られないなんてほんとに気の毒です。
ここまで私の父を観察して考察してみました。もしかしたら、同じような境遇の方もいるのではないでしょうか。
もし、そんな人がいて心底今の生活が嫌だと思っているけれどどうにもならない、どうしようもないと絶望してるなら、観察してみてください。
自分を育てた環境、何が嫌いで何が悪いと感じるのか。できるだけ客観的に見つめ直してみましょう。
今回私は自分の大嫌いな父から
- 情報と知識の大切さ
- 自分の機嫌は自分でとる
- 相手が不快になるような交渉はしない
- 存在定義を他に依存しない
などを学べました。嫌いなら乗り越えちゃえばいいのです。血となり肉となり、最終的に父親と反対のことをして行ったらステキな自分になれるような気がしませんか??
少なくとも人生の逆教科書くらいにはなるんじゃないでしょうか(笑笑
ぺらっぺらっの教科書でしょうけど。
無いよりはマシです。あなたもぜひ試してみてくださいね!よろしければ、あなたの家庭のお話をコメント欄から教えてください〜