【さらざんまい】大考察 イクニ節炸裂でしんどい…

 

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みなさん、こんにちは!erimaでぃっしゅ!というわけで今回はさらざんまい考察記事でございます。

 

ついにこの間最終回を迎えてしまったさらざんまいですが、相も変わらず幾原監督の趣味全開な感じでしたね(笑)

 

 

ではさっそく考察といきましょう!

 いくつ知ってる?イクニ作品

そもそもの話ですが、おそらく初見で幾原監督の作品を見てしまうと「なんじゃこりゃ」となってしまう方が多くなると予想されます。ですので、本格的な考察に入る前に幾原監督自身のことと他作品を知っておくことをおすすめします。

 

👇

ja.wikipedia.org


twitter.com

 

個人的におすすめなのが

です。こちらの作品を一通りみると、だいぶ監督の方向性がつかめるはずです。

 

幾原監督の作品で常にテーマとされるのが「つながり」です。そしてそのつながりはさまざまな姿をもって表現されるのですが、大体アニメにありがちなわかりやすいハッピーエンドではないところも特徴といえるでしょう。

 

【ネタばれ注意!!】考察

 

 

登場人物たちは最初からこの世にいなかったのではないか説

 

最終回で三人は最後の戦いをしたあと、吾妻橋の上で倒れていましたよね。その後久滋だけが少年院に入れられてしまっています。疑問点として残るのは、あとの二人です。この間(3年)燕太と一稀はどこにいたのでしょうか。

 

私の考えは”すでにこの世にいなかった”です。このあと久滋は川に身投げすることで二人と合流します。これは、先に逝っていたふたりと合流したことを意味するのではないでしょうか。

 

また合流した3人がこの世のものでないという証明になる根拠がほかにもあります。それはケッピ・吾妻さら・マブ・レオの存在です。言うまでもなく、レオとマブは最後のさらざんまいのあと姿を消しました。

 

またさらは作中で「命の皿が割れた」といっています。容姿もスタイリッシュなものとなり、同様にスタイリッシュになったケッピとともに王冠をいただくシーンが描写されていました。

 

それなのに、そのあとの3年後の3人が合流するシーンではこれらの全員が何事もなかったように街に溶け込んでいます。そしてケッピの持つ皿には「次」の文字がありました。

 

この次は次回作があるのではないか、との考察がありますがこれは正確ではないと思います。

 

これは彼らの次の輪廻指していると思われます。ケッピたち河童は妖怪です。つまりあの世とこの世の境に生きるとも言えるでしょう。

 

そのため、彼らにとっての次は今世を超越した次の輪廻を表すのではないでしょうか。

 

また、1話目からキャラクターたちの周りでよく見る「ア」のマークですが、これにも意味があります。

 

これは浅草のアでも、あづま橋のアでもありません。あの世のアなのです。そして一稀は1話目でそのアをくぐって(落ちてくるアを身に受ける)いますよね?

 

これがそもそもこの世にいないということなのではないでしょうか。また、終始町中にアが点在することから、この街もまた存在しないところなのではないでしょうか。

 

深まる謎〜はるかは生きてるの?死んでるの?

ここで疑問となるのが一稀の弟、はるか(春河)の存在ですよね。彼は果たして生きているのでしょうか。

 

ポイントはおそらく

  1. ケッピたちを【星の王子様】と呼ぶ
  2. カワウソに侵略されそうになった
  3. 三年後の世界にいない

といったところでしょうか。。

 

またはるかは最後に

『喪失の痛みを抱えてもなお、欲望をつなぎ続けるものだけが未来を手にできる』

と悟りましたね(涙)

 

この方の考察も興味深いです👇

はるゆき on Twitter: "春河と一稀をつないでくれた春河の希望の皿=一稀の皿は割れてしまった。 一稀が一番つながりたい人はもう春河ではなくなってしまった…。 ここはそういう喪失の話だよね。 それでも一稀は大切な人だから、 春河は一稀の元に行かないことを自分で選び、 未来を生きていくと。 #さらざんまい 考察… https://t.co/8MDVybgYqG"

 

また他にも

  • アは愛の「ア」
  • アはアクセスの「ア」

などさまざまな考察が飛び交っております笑笑

 

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まとめ

一回見ただけではとても情報量が多くて整理しきれない作品でした。しかし私の感想としてはこれは愛と欲望の物語だと感じました。

 

また最終回を見た後なのにもう一回見たくなるほどの魅力を持っている(しかも多分ループエンド)この作品はぜひ一度と言わず何度も見るべきだと思います!

 

欲望と愛は表裏一体だが、見返りを求めない欲望が繋がりを生み、未来を切り開く。

 

拙い考察でしたが、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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