【書評記事】ぜんぜんごー 地元新潟の強くてすてきな女社長

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こんにちは、Erimaです。今回は書評記事です。しかも著者その人に会ってきたのでとてもレアケースです。

 

 

 作者の片桐さんとの出会い

私の場合は、縁あって片桐さんの別荘にお邪魔する機会があったことが出会いでした。

私が大学で所属しているゼミは、割かし活発なゼミでして毎回長期休暇になると同学年のメンバーで合宿をするのです。

 

みんな学生でお金もないので、毎回あーでもないこーでもないと話し合って合宿先を決めるのですが、先生のお知り合いの別荘はどうかという話になりました。

 

そうすると、宿泊費が浮くわけですから私たちは大喜びでそのお知り合いの別荘にお邪魔することになりました。

 

実際に会ってみての感想と書評

片桐さんを始めて拝見した印象はとにかくはきはきとされていて、年齢不詳の素敵な女性といった感じでした。

 

イメージ的にはラピュタのドーラをもう少し優雅にした感じです(笑)

デンマーク刺繍が趣味だそうで、今回お邪魔したおうちも刺繍を飾るために用意されたのだそうで、たくさんの素敵で緻密な刺繍がたくさん飾られていました。

 

書籍を読む前に、片桐さん本人や知人である先生から彼女の苦労した半生はお聞きしていました。しかし、実際に書籍を読んでみて、それ以上に強い女性であり魅力的な方であることが分かりました。

 

中でも私が印象的だったのは、女性の立場の格差はまだまだ埋まっていないから男性よりも倍努力しなさいという言葉です。

 

なにより片桐さんは高校卒業後、すぐに働き、こどもを授かってから、大学にまでいっています。すごすぎます。アルスーパーウーマンみたいな方です。

 

そして社長をするかたわら、新潟経済同友会の副代表幹事もされています。経済的な面から周辺諸国との交流を図ろうという取り組みもされてるそうです。

 

本書の魅力は、片桐さんの生来の魅力であろう軽快な語り口で語られる経験豊かな人生観や思想です。

 

特にエリートで大学卒の旦那さまとのエピソードは面白くも、興味深いお話しでとても楽しく読んでいました。現場に生きた片桐さんからすれば、大卒エリートの論理は単なる机上の論理にしか見えなかったのでしょう。

 

まとめとこれから

新潟に住んでいるにもかかわらず、こうやって地元で輝いておられる先輩に生で会い、お話を聞けたこと、そして快く私たちを向かい入れてくださったことは忘れられない経験となりました。

 

私はそれまで漠然と、新潟って地味だしもっと頑張ってほしいのになあと思っていました。でもそれは私の経験不足や知識不足からなる盛大な勘違いでした。

 

地元から都会へ出て行ってしまう若者は多いですし、実際私の友人や知人も上京した人が多いです。けれど、これは逆にチャンスだと捉えて行きたいなと最近考えています。

 

彼らに「あの時上京しちゃったけど、地元なんか盛り上がってるな。もしかして出なければよかったかも」と思わせるためのチャンスかな、と笑。

 

若干僻みもあるかもですが、少なくとも上京して行った彼らよりは地元への愛があるので前向きに、片桐さんのような素敵な先輩方に負けないよう頑張っていきたいです。

 

ご精読ありがとうございました!!

素敵なおうちと素敵な刺繍たちです👇

ネコちゃんのぬいぐるみも可愛かったです。

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