あなたは市政どれだけ知ってる?市政教室行ってきたレポ
こんにちは、Erimaです。先日じつは、地元が開催してる動く市政教室なるものに行って参りました!
学生向けに市もいろいろ考えてるらしいよーということが今日のテーマです。
新潟市 動く市政教室
←上のhope tour に参加しました。
動く市政教室は市民に対して、市がこんなことに取り組んでるんですよーというのを示す取り組みです。
具体的には市営の施設の見学、説明、といったところでしょうか。
新潟市では過去に何度か開催してますが、学生向けなのは今回が初だそうです。
いざレッツゴー
日程
新潟はここしばらく涼しめの日が続いていたの助かります。
この日も日差しはありましたが、暑くて辛いほどの気温ではなくよい見学日和でした。
最初に訪れたのは工業団地。
今回のツアーで初めて知ったのですが、新潟の金属加工技術は凄くて、国際線飛行機のエンジン部品に使われているのだそう。
もしかしたら、新潟の部品が使われた飛行機に乗ってたかもしれないというロマンを感じました(留学、海外研修で国際線利用経験があったため)
次に行ったのがアグリパークさんです。
日本初の体験型農業教育施設ということで、施設の目的や概要など説明を聞きました。
妹が小学生の時に学校行事で行ったのは知っていたのですが、私自身は行ったことがなくワクワクした気持ちで到着しました。
ここでは、ちょっとしたお野菜の収穫や牛の乳搾り体験、そして牛の糞を利用した堆肥作りを体験できます。
また収穫したお野菜を使って料理を作ることもでき、食品のできる過程を肌で感じられるところに特色があります。
私の妹のように学校行事として行く方も多いようで、市内では約8割の学校が教育の一環として利用しているという実績もあります。
そのため、基本的に平日は大体利用で埋まっているのですが、土日は一般向けに開放しているので大人もこどもも利用することができます。
私が驚いたのはアグリパークさんの教育機関的な役割ではありません。
アグリパークさんはこどもたちへの農業の魅力を発信するだけでなく、これから農業を営む方への支援も行っています。
個人的に感動したのは農業の第6次産業化支援というものです。
漢字だらけでよくわからないですよね((汗
これじつは、直営であるだけでなくて加工、生産して農家さんにもっと儲けてもらおうっていう取り組みです。
つまり、農家さん向けに格安で加工場や加工施設を貸し出したり、作り方の講義を行っているとのこと。
すごいぞ、アグリパーク。
最後に行ったのが秋葉区役所さんです。
秋葉区では、地元を離れてしまう人々を引き止め、外部の方にもその魅力を知ってもらうために『秋葉女子』のブランド化を進めているとのこと。
実際に住んでいる女性の有志のかたの力でイベントやパンフレットを作成し、配布しているそうです。
また秋葉区ではモデル地区として、引っ越してきてくれた方に補助金を出して多くの定住者獲得を目指しています。
住民みんなの力を借りて、魅力を発信していこうという姿勢が新鮮に感じました。
まとめ
正直、自分の住んでいる市がどのような取り組みをしているのかというのは不透明でわかりずらい部分がありました。自分から情報を集める努力をしないとなかなか理解するのは難しいものだと思います。
しかしこのツアーに参加する事で少しではありますが市政について知る事ができましたし、市政をもっと身近なものに感じることができました。
このツアーを企画した市職員の方の話では、市政について若者の意見が反映される機会はとても少ないといいます。実際このような市政教室に積極的に参加するのは年配の方が多く、市役所に意見をいいにくるのも年配の方が多いのだとか。
たしかに私たち学生は日頃のバイトや授業といった目の前の雑事で手一杯なところがあります。少し不便なことがあっても、まあいっかと思ってしまうような心理や別段困ってるわけじゃないしこのままでもいいかなといった意識は誰にでもあるものです。
しかしこれではあまりにも無責任ですし、せっかく住んでいるのに若者の意見が反映されない都市になってしまいますよね。選挙などでもそうですが、日本はながらくおまかせ主義に走りすぎるきらいがあると思います。
私たちは日本に住んでいる以上、自分たちの暮らしをより良いものにし、後世に受け継いでいく義務を負っています。そのことを忘れてはならないのです。